今日でも 凄い人だかりで 昼食時も30分は、並ばないと入館できなかった。そして、中に入っても黒山の人だかりだった。けれども、私の観たいものは、はっきりとしているので ゆっくりと時間をかけて
並んで観ていった。知人は、何度も来ているので 黒山の人だかりには
納得してはいるだろうけれど やはり 閉口しているみたいだった。
私は、こういう事を我慢するのには、割と慣れている方なので 何とも
思わなかった。エキスポ70の日本万国博覧会で ソビエト館とアメリカ館で2時間以上待たされたのよりは、まだマシだと思ったからだった。笑 この正倉院展は、私が洋画材から日本画材に切り替えた きっかけを与えてくれたものだった。若い頃は、ヒロ・ヤマガタのイラストレーションが好きだったりした事もあるので こういう世界とは対極の好みであった筈だし。メリハリのある 鮮やかな色彩を好んでもいたので 日本画材や こういうものが、なぜ心に響くようになったのか・・・?恐らく、この正倉院展を最初に拝観したあたりからだと思えた。そして、年齢と共に誰でも皆そうだと思うけれど シンプルなもの渋いもの 繊細なもの 精神性の高いものを求める様になってきたのだとも思える。年をとったのかな・・・笑
金箔や金泥が好きだった時期もあるけれど 今は、銀かもしれないし
ある人によると それが 燻し銀の様なものになり 最後に墨一色が
心に響くようになるかもしれない・・と言う事でした。それに 中東からシルクロードに入り、東アジアの文化圏に到達する辺りの美術品を
観ると ゾクゾクしてくる。だから、秀吉の陣羽織の中東柄も大好きだ。正倉院展の後、 側にある 興福寺の五重塔や金堂等々・・見学して 秘仏と言われている 聖観音菩薩立像を拝観した。観音様の中では、とても美しい お姿でした。
それから、とても遅い昼食をとり 早めに家路に向かった。とても充実した一日だったし 絵葉書も買って ちょっとした日帰り旅行気分だった。さあ、明日から又、仕事がんばろーーっと。


